ガサツなのが苦手。
例えばですが、家に帰ってきてバッグをポイっ。とか、します?
機嫌が良くないとき、ドアをバターーン!
とかしますか?
私はアレ苦手です。
わざとなのか、例えばガチャン!と音を立てて食器を置くとかバタバタ必要以上に雑音を立てながら用意するとか。
友人とかにはまずいないのですが、親がそれなんです。すごい嫌い。子供の時はそれもかなり酷くて、機嫌が悪いと思い切りガチャガチャ音を立てて掃除を始めたりしていました。
嫌でたまらなかったし、馬鹿みたい、とも思っていました。そんなことをして何になるのか。
私は気分が悪いの!
と雰囲気で醸し出すほど鬱陶しいものはない。
社会人になってからたまーにそういう人がいましたが、よくそれで勤まるなーと思っていました。もし接客業でそんなことをしていたら、感じ悪いですよね。接客業でなくても、周りで一緒に仕事する人に嫌な空気を与えます。感じが良いという印象を「与えない」に決まっています。何のメリットがあるのかな。
だから私は今も、そういうガサガサした人が大嫌いです。
親は自覚していないのか、わかりません。
この度家の片付けをしなくてはならなくなっても、いちいちバタバタ音を立てて片付けたりしているのを見て、イラッとしていました。
置けば済むものをわざと投げ捨てたり。
余計に散らかるだけです。さすがに私も頭にきて、何で投げるわけ?!と言いました。
元々、親は片付け能力が無い気がします。使う場所の近くに仕舞えば良いものを関係ない場所にしまったり。普通この辺にあるかな?という場所にはありません。使いにくいはずなのに、考えようとはしないみたい。
学歴はあっても、生活の中で工夫したり便利にしたりという考えは無い。きちんときれいに、もない。ほんの一手間もかけないしやりっぱなし。例えば台所はいつも流しの周りはビチョビチョです。
テーブルも、食べる時に使うのに拭きもしない。いや、そもそも一人でいると食事らしい食事をしていない気がします。
私は一人暮らしもしましたが、一人でも一応はご飯と味噌汁におかず、くらいは並べていました。簡単でもカレーにサラダ、とかです。
もちろん、食器を並べる前にサッとテーブルくらいは拭きます。ランチョンマットや箸置きは使ってませんでしたが。
結婚してからは、ランチョンマットはともかく箸置きくらいは使っていました。
食べる時には余計なものはテーブルからどけて。
ご飯にスープかお味噌汁、主菜に副菜、お漬物や冷奴程度ですけど。一応そんな感じに盛って並べて食べていたら、ある時それを見て親が一言「おままごとみたいね」
と言い放ち。
はぁ??
(普通だと思いますけど?)
結婚してちゃんとやってますけど?!
なにか?!
っていうか、私の方がきちんときれいにやっているのに、何なの?と思って。
嫉妬なのか、なんなのか。今もよく分かりません。ちゃんとやっているのを見て、自分とは違う様子が気に入らなかったのかも。
でも私は仕事でいろいろな家を見てきました。
私の家ほど酷い家はなかなか無いです。
散らかり方が異常な感じがするし。
同じにおいのする家は一目でわかります。
いわゆる、家の周りがとっ散らかっている家、ありますよね。あれです。
大量の紙ゴミがそれを象徴してます。
普通、ここまでゴミに囲まれて暮らしてはいません。
親とはやっぱり合わない。
客観的に見ても、私と私の兄弟の方が親2人よりはずっと片付けは出来てますし、掃除もするし整理は出来る方です。なのに何でけなされなければならないのか意味不明。
もちろん、親に私は何も言いません。黙って自分のエリアだけをきれいにしています。
すると、対抗心なのか少しは片付けるような感じはします。でもそもそもそれも変ですが。
なのに、対外的にはきちんとしているとか、いい人と思われていたりします。全然違うし、だらしないし、いちいちガサツでわがままなのに。
どちらかと言えば私の方が、冷たくて、気取っていて非協力的な馴染めない人と思われているんだろうな、と思います。親の知り合いからすれば。
多分、私は家族から浮いています。感覚が違うから。だらしないし汚いのが平気な親達からすれば私は異質なんだろうと思います。だから、私の方が変に思われる。馴染んでいないのも当然です。私は親が嫌だから。好きになれないから。
でも、知らないうちに慣れさせられていたのかも。いつも汚い環境にいて、嫌だとは思ってぃてもどこかで「まぁ、平気な」顔をして。
見ないようにして。
でも本当は嫌いです。
きちんときれいなところで暮らしたい。
散らかってる方が落ち着く、だの
ちょっと汚いくらいがいい、だの
そういうのは私はイヤ。やっぱり片付いていてこぎれいで、静かで落ち着いているところ、出来たら上質なものに囲まれていたい。汚いところが本気で好きな人っているんでしょうか?
感覚が麻痺しているだけなのでは?
動物だって、整えて暮らすくらいなのに。